大きめな固定費の見直し
①住宅

≪支出最適化≫

まずは「大きな固定費」から

サイドFIREの重要な要素に「支出の最適化」があります。

当然「収入-支出」が赤字にならなければ、現在の生活だけは維持できますので、まずは支出を最大限改善していくことが重要となります。

その中でも「小さめな支出」をどれだけがんばって見直しても効果が限定的なので、「大きめな支出」「常に毎月出ていく固定費」から見直してきました。

大きめな固定費
  • 住宅費用(家賃、持ち家なら住宅ローンや固定資産税)
  • 車(維持費、保険、買い替え費用など)
  • 保険(生命保険、医療保険など)
  • 通信費(家のWifiとスマホなど)

上記4つが一般家庭における「大きめな固定費」になるかと思います。

今回は、特に大きな金額を占める「住宅費用」について、私自身の事例を含めて記載していこうと思います。

住宅費用

マイホーム購入

正直、マイホームを購入した時には「FIRE」という言葉も知りませんでしたし、まさか自分がサイドFIREを目指すとも思ってはいませんでした。

ですので、7年ほど前に「そろそろ家を買おうか」ということで頭金2000万、残りはローンで購入しました。

当然住宅ローン減税も利用しました。金利はゆくゆくは上がってしまっては困ると思ったので「固定金利1.8%」で借入。

当時は金利などの知識なども乏しく、特に考えることなく「こんなものかな」という感じで借りました。
変動の方が圧倒的に低い金利でしたが「後々変動する可能性がある」というのがちょっと怖い感じがしてしまって固定を選びました。

今にして考えれば変動で良かったと後悔してますが、良い勉強になりました。

その後、FIREやサイドFIREのことを知り、いろいろと調べるにつれて「家は負債」「買わずに賃貸という選択肢もあり(ライフスタイルの変化に応じて適正な家賃にできる)」という考えに変わっていきましたが、後の祭り・・・。

まあ、購入してしまったものはしょうがないですし、そもそも「持ち家願望」はありましたので、今はこの買った家とどう付き合っていくか、を考えていくことにしてます。

ローンの返済

少しずつ自分の中でも「サイドFIRE」という生き方を意識し始め、まずは「住宅ローン1.8%」の金利とても重いものだと実感・・・。
ゆくゆくサイドFIREをするのであればまずは「住宅ローン完済!」を目標にしました。

生活防衛資金(何かあった場合の貯蓄)を減らして返済に回したり、ボーナスをほぼすべて繰り上げ返済に充てたりを繰り返し、ようやく2年ほど前に住宅ローンは完済できました。

終わってみての感想は「本当に早めに完済できてよかった」ということです。

①そもそも「借金がない」という晴々とした気分

②借入金に「1.8%」の金利がかかり続けることがない


②毎月の出費の大きな部分(月約10万円弱のローン支払い)がなくなった

この3つは本当に大きかったです。

サイドFIREに踏み切るにあたり、今後の生活に不安をいただくこともありますが、「とりあえず住む場所だけは確保されてる」という安心感は大きなものがあります

マイホームの維持費

ただ「ローンを払い終わればおしまい」というわけではないのがマイホームの怖いところでもあります。

家の主な維持費

年間約10万円 の固定資産税

・7~10年に1回は外壁塗装のメンテナンスが必要(1回約120万円想定)

本来は火災保険、定期的なシロアリのチェックだとか、あと十年数年も経てば内装(壁紙など)の修繕も必要になるかもしれません。

とりあえず我が家では「固定資産税」と「外壁メンテナンス」を必須項目とさせていただきます。
※火災保険に関しては、家の購入時に30年先まで一括で支払ってました。

 月割年間割備考
固定資産税0.83万円10万円年間10万円
外壁メンテ1.25万円15万円仮に8年に1回120万
⇒今後32年間で4回を想定
維持費合計2.1万円25万円 

うーん、月や年間の支出としても結構かかるもんですね。
このあたりの費用が「賃貸」の方が有利な要因の1つでもあります。

固定資産税と外壁のメンテナンスで「年間25万円」としたら、仮にあと30年住んだ場合は「750万円」費用がかかる計算・・・。マイホームは「負債」と言われても仕方ないですね・・・。

書籍「お金の大学」がオススメ

「マイホーム」と「賃貸」でどちらがお得なのか?という部分について、リベ大 両学長の書籍「お金の大学」では「リセールバリュー(いくらで売れるのか?)」で考えよう、という記述があります。

リセールバリューの考え方で、マイホームと賃貸を検討

「リセールバリュー」は、一言で言うと「売却時の金額」。

「売るときにはいくらで売れるのか?」を常に意識して物を購入すると、目先の価格に惑わされずに「未来のことまで見据えた満足度の高い買い方」ができるようになる、とのこと。

日本では一般的な木造住宅の場合「建物部分」は、20~25年で「価値がゼロ」になるので、「値上がりする土地」に建った建物を買う必要があります。

ですが、そんな「一等地」や「人気エリア」の土地付き建物は、一般人にはなかなか手が出せなかったり、不動産上級者や資産家が先に手に入れてしまうので、購入が難しいようです・・・。

したがって、どうしても「マイホームが欲しい!私の夢だ!」という人は「心を豊かにするためにマイホームを購入」するのはありだが、そうでなければ無理に家を買う必要はないよね、というのがこの本でのマイホームに対する見解です。

うーん、納得。

ただ、もう少し早く読みたかった・・・家、買っちゃったよ・・・笑

これからお金の勉強をして行こうという方には、書籍「お金の大学」おすすめです。
「マイホーム」「賃貸」どっちがお得か、以外にも、「支出を減らし、貯蓄を増やす」ための考え方が詰まってます。

書籍「お金の大学」

①貯める ②稼ぐ ③増やす ④守る ⑤使う の5ステップで、「経済的自由」に近づく道筋が分かり易く解説されてます。

「お金についての勉強」をこれから始めようと思っている初心者には、うってつけの一冊です。

ただし、あくまで「お金についての勉強の初心者向け」ですので、中級者以上の方にはおすすめではないかもしれません。

もしよければ、下記よりご検討くださいませ。

おわりに

とりあえず何とかローンを払い終われたのは良かったですし、毎月の家賃やローン返済がないのはサイドFIRE生活にとってはかなりのアドバンテージになります(上記の維持費はありますが・・・)。

あとはこの家をできる限り大切にして、より長くこの家に住むことが住宅費用を下げることになりますので、お掃除&定期的なメンテナンスをがんばります!

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