大きめな固定費の見直し
②車

≪支出最適化≫

自家用車を持たない選択肢

我が家の住まいは、関東近郊のいわゆるベットタウンです。

本来であれば自家用車は欲しいところですが、もともと「車にかかる固定費」がなければ貯蓄がしやすいと考え、これまでも車は持たない主義でした。

ですので、タイトルは「見直し」ですが、我が家は「最初から見直してた」状態です・・・。
すみません。

ただ、妻は意見が違って「車はあった方が良い」と常々申してます。

そのあたりは個々人によって「人生でどこにお金をかけたいか」という部分でもあると思います。

妻には我慢をしてもらっていますので、申し訳ない限りです。

その分サイドFIREで家族との時間を最優先することで何とか妥協してもらえたら・・・とは思ってます。(それとこれとは話が別でしょう、という声が聞こえてきそうです 笑)

今回は「車を持たなかったので貯蓄率がUPした」というお話になります。

車の月、年、生涯費用は?

本当にざっくり計算ではありますが、下記の自動車維持費簡易シミュレーターで一般家庭で購入しそうな「コンパクトカー(フィットやマーチなど)」を購入し、維持し続けた場合の費用概算です。
自動車維持費簡易シミュレーター

 駐車場借りない駐車場借りる
維持費/3.2万円4.2円
維持費/38.3万円50.3万円
維持費/10年で383万円503万円
維持費/生涯(50年で)1,915万円2,515万円

生涯(50年)だと「約2,000~2,500万(駐車場代の有無で変動)」とかなりの額です。

私自身、20年ほどサラリーマンとして働いてきましたが、もしその20年間に自家用車を維持し続けていた場合「約850万円」くらいはかかっていた計算です。

上記のシミュレーション自体、駐車場代が一律「月1万円」で計算されていたり、ちょっと高めに出ているような気もしますが、だいたいこれくらいはかかります。

私の場合は一切車を持たないという選択肢を取り、上記「約850万」をそのまま貯蓄(ゆくゆくはマイホーム購入資金)に回した感じでした。

当時は投資などは一切考えもしなかったので、今更言っても仕方ないことですが、もし「月3.2万円」を「複利5%」で運用出来ていたら「約1,170万円」になります。 keisan 複利積立計算

本当に車は必要ないのか・・・

私自身は実際に貯蓄率を高めることができたので、車を持たないという選択肢はオススメではあるのですが、正直「人それぞれ」の部分が大きいと思ってます。

住んでいる場所によっては必須でしょうし、生活の質を上げるには絶対に車が必要、という方々のご意見もごもっともだと思います。

ただ、やはり一般的なサラリーマンがFIREやサイドFIREを目指す場合、どうしても「何かを犠牲」にせざるを得ないと思います(株や仮想通貨で一発当てたりしない限りは・・・)。

その「犠牲」がたまたま私の場合は車だっただけで、それぞれ別な手段があるとも思います。

また退職後の月々の支出においても、車の維持費用がないのは正直かなり助かります。

資産形成と、サイドFIRE後の生活においても有利な「車を持たない」選択肢は、これからFIREやサイドFIREを目指す方々にとって、検討の余地はあると思います。

悔やまれるのは積立投資をしていなかったこと

本来であれば毎月貯金をし続けるのではなく、複利で積立て運用すべきだったのだと思います。

もしこれからFIREやサイドFIREを目指す方は、ぜひとも投資信託やETFなどでの積立運用をご検討してみてください!

その方がより早く資産形成ができて、私のように後々悔やむことがないと思いますので。。。

リスクが少なく、長期運用に適している「投資信託」や「米国高配当ETF」などもネットで簡単に購入できる時代です。

「興味はあるけど、まだ特に動けていない」という方は、ぜひ一度ご検討をいただければと思います。

関連記事:サイドFIRE生活の土台 株式運用

書籍「お金の大学」がオススメ

リベ大 両学長の書籍「お金の大学」では、前述の自動車維持費簡易シミュレーターよりもかなり高い試算となってました。

<書籍「お金の大学」より>
試算条件:20~70歳までの50年間自動車を保有。
7年に1度程度車両を買い替え

車体代金等1,750万円
ガソリン代金520万円
保険代
(自動車保険/車両保険)
490万円
駐車場代720万円
自動車税
自動車重量税(車検時)
470万円
その他消耗品費 
合計約4,000万円

おそらくどんな車両を購入するのか、などによって、試算の結構ブレ幅が大きいのだと思います。

4,000万円はちょっと高いとは思いますが、それでも生涯を通じて「2,000~4,000万の範囲」では費用がかかると思って間違いなさそうです。

単純に「子供1人分」の大学までの費用くらいはかかりますね・・・。

この本にはその他にも「支出を減らし、貯蓄を増やす」ための考え方が詰まってます。

書籍「お金の大学」

①貯める ②稼ぐ ③増やす ④守る ⑤使う の5ステップで、「経済的自由」に近づく道筋が分かり易く解説されてます。

「お金についての勉強」をこれから始めようと思っている初心者には、うってつけの一冊です。

当然、私も読みました。感想は1つだけ。「もっと早くこの本を読んでおきたかった」です・・・

もしご興味があれば、下記よりご購入ご検討をいただければと思います。

★ブログランキング参加中。他の方のFIREブログも見れます。
 応援クリックしていただけると嬉しいです★

にほんブログ村 その他生活ブログ サイドFIREへ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました