初めての失業認定日
【ハローワーク③】

≪退職時対応≫

失業中の「最大ミッション」ともいうべき「失業認定日」がついにやってきました。

※ハローワークでは「認定日」と呼ばれてるので、本記事では以下「認定日」で統一します。

この記事では「なぜ認定日が大切なのか」、「初めての認定日には何をするのか」、「認定日に提出する『失業認定申告書』の書き方」などを記載していきます。

初めて認定日を迎える人は事前に読んでおくと、初回認定日がスムーズにこなせますので、ぜひご参考ください。

認定日とスケジュール

そもそも「認定日」がなぜ「最大ミッション」と言えるのかというと、「認定日」に失業の認定を受けることによって、前回の認定日(初回の場合は、給付制限の期間満了日)から今回の認定日までの日数分の雇用保険の給付がもらえるからです!

ただし、給付制限(2ヶ月、もしくは3ヶ月)がある場合の「初回の認定日」は、まだ「給付制限中」なので、給付は発生しません。

言葉で表現しても分かりづらいので、「受給資格者のしおり」より下記図を抜粋しました。

この「認定日」は最初にハローワークに行った日によって、「認定日型」というもので設定され、基本的には個人的な都合で変更はできません。

認定日と給付について

・この「認定日」の「決まった時間」に「失業認定申告書」を提出&受理されることによって、前回の認定日から今回の認定日までの「失業していた」ということが初めて認定されます。

認定日から次回の認定日までは「基本4週間(約1ヶ月)」です。

・4週間=28日を1つの期間として「28日×基本手当日額」分の雇用保険が給付されます

・認定を受けた翌日から金融機関の営業日でおおむね4~6日後に「コウセイロウドウショウショクギョウアンテイキョク」名義にて振り込みがされます

認定日にすること

認定日には指定の時間にハローワークへ行き、必要事項を記入した「失業認定申告書」を提出します。

「失業認定申告書」を提出の際には、必ず「雇用保険受給資格者証」(雇用保険説明会で取得)が必要になりますので、こちらは常に「セット」で持っていくことが大切です。

失業認定申告書 書く際の注意点

申告書の記載自体は、「記入例」を見ながら記入すれば、難しいことは特にないのですが、少しだけ注意点があります。

まずは記入例をまた「受給資格者のしおり」より抜粋です。

<記入時に注意するポイント>

「欄1:失業の認定を受けようとする期間に就職、就労、内職、手伝いをしたか」という欄です。

欄1の記載時のポイント

・失業の認定を受けようとする期間 =「前回認定日」から「今回認定日」までの4週間

・就職、または就労 =「1日の労働時間が4時間以上」の場合を指す
 該当する場合、該当する「日付」に「〇」を書きます

・内職、または手伝い =「1日の労働時間が4時間未満」の場合を指す
 該当する場合、該当する「日付」に「×」を書きます

「欄2:内職、手伝いをして収入を得た場合、収入のあった日とその額を記入」という欄です。

欄2の記載時のポイント

・この欄は「欄1」で「×」=内職、手伝いをした場合のみ記載します

・「欄1」で「〇」=就職、または就労した場合も金額を書きたくなりますが、「×」の場合のみ記載でOKです

・収入のあった日 =お金を受け取った日(入金)を記載

「欄3:認定を受けようとする期間中に求職活をしましたか」という欄です。

欄3の記載時のポイント

・記入の仕方は「記入例」を見ながら書けばOKです

ポイントは「求職活動」を認められる活動を「何回」したか、という部分です。
基本的には「2回」の活動実績が必要となります。

※「特定理由離職者」の場合は「1回」

「給付制限期間」が3ヶ月の場合は、その制限期間中は「3回」の求職活動実績が必要になるので、注意が必要です

・単に「ネットで求人を検索した」とか、「知人に紹介を依頼した」などは活動実績としてカウントされないので、「活動実績に該当するかどうか」を受給資格者のしおり等で再度確認しておくとよいです

「欄4:公共職業安定所から自分に適した仕事を紹介されればすぐ応じられますか」という欄です。

欄4の記載時のポイント

「ひっかけ問題」のような欄です

雇用保険の給付をもらうには「働く意思と能力」「いつでも就職できる能力(健康上、環境上)」「積極的な就職活動をしている」という3つが「大前提」となります。

・この「欄4」で「イ:応じられない」を選択してしまうと、そもそも雇用保険給付対象者なのか?と疑われてしまうので、よほどの理由がない限りは「ア:応じられる」に〇をしてください

いざ提出

ここから先の段取りは、各ハローワークによって異なると思いますので、あくまで「私の行ってるハローワークでは」というローカル情報です。

そんな感じなのかな~、くらいに見てください。

①指定時間に指定場所へ行く
「指定時間ごと」に区切られた「BOX」が置いてあり、そこに「雇用保険受給資格者証」を折って、そこに記入済みの「失業認定申告書」を挟み込んで提出

②待合室で待つ
提出後、指定された「待合室」があり、他の私と同様の「ハローワーカー(?)」の方々が座って待ってました。私もこの中で一緒に待ちます

③職員の方に名前を呼ばる
次々と職員の方に名前を呼ばれます。
呼ばれたら、職員の方へ行って提出していた「雇用保険受給資格者証」を戻してもらう&「次回の失業認定申告書」を受け取って終了

④必ず「次回の認定日」を再確認
「認定日」は次回の「失業認定申告書」に記載もされてますし、ハローワーク内のどこかに貼り出されてます。

この「認定日」をうっかり間違って覚えたり、手帳にメモするだけで「4週間 雇用保険がもらえない」という事件になります・・・。

必ず何度か日程は確認するようにしましょう

おわりに

こんな感じで私の「初認定日」は無事終了しました。

「失業認定申告書」も1度書いてしまえば、次回以降はすぐに書けそうです。

雇用保険をいただく者としては重要な「認定日」。次回以降も日程を間違えずに行ってまいります!

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