退職前にやるべきこと

≪退職時対応≫

冒険出発準備(退職前)

例えば1億円以上、というような十分な資産を形成してからFIRE、もしくはサイドFIREをする場合は、そこまで入念な準備は必要ないのかもしれません。

ただ、私のようにサイドFIRE後の収入源が確立していない場合、せめて収入源以外の事前準備は充実させようと思い、いろいろ調べました。

退職前にやるべきこと一覧

退職前にやるべきこと一覧見出し

・生活防衛資金の確保
・生きていくだけで「出ていくお金」の把握(試算)
・国保or健康保険任意継続の検討
・雇用保険(失業保険)の試算
・クレジットカードの作成

生活防衛資金の確保

まずはここ。当然一番の必須事項です!
金額については「年間支出の3~5年分」という人もいれば「最低でも3か月分」という人もいるので、それこそ人それぞれです。

私の場合は「約3年分」は生活防衛資金として確保を目標としました(これから投資に回すお金とは別で確保します)。

生きているだけで「出ていく」お金の把握

生活防衛資金の「1年分」を考えるにあたり、「ただ生きているだけでも出ていくお金」の把握(試算)が必要となりました。

  • 生活費
  • 年金
  • 医療保険&介護保険
  • 住民税

上記が主な「生きているだけで出ていくお金」になります。

項目月額
(万円)
我が家の状況
生活費20.01年間家計簿をつけ、我が家の支出を把握。「約20万/月」でいけると判断
年金0.0国民年金1人:16,590円(令和4年時点)。大人2人=33,180円/月 になりますが
我が家は1年間は「失業による免除制度」を利用させていただく予定です
医療保険&
介護保険
1.8前年の収入&住んでいる地方自治体によって異なりますので、下記サイトで調べました。
更に退職前に体を壊したこともあり特定理由離職者の減免申請もする予定です
住民税2.5昨年の所得によって支払いが発生します。サラリーマン以外は「年4回(6,8,10,1月)に支払とのこと。試算上は「年間約30万くらい」を想定
 24.3 

国民健康保険計算機:全国の市区町村の国民健康保険料を自動計算

※特定理由離職者の減免申請などについては、別記事にて今後記載予定です。

国保or健康保険任意継続 の検討

私のような脱サラ組はもともと「健康保険」に入っており、「支払額の半分」を会社が負担してくれています。退職後の医療保険の選択肢としては2つ。

  1. 健康保険の「任意継続」申請をして最大2年間 これまでの健康保険に継続加入。
    その場合、支払額は会社員時代の「2倍」になります。
    ※これまで会社が負担していた分を、自身で支払うため
  2. 国民健康保険に加入。
    前年の所得に応じて保険料が決まるので、高額になる可能性大。
    ただし何かしらの「減免制度」などが使えれば、国保の方が支払額が低くなることもあるので、その人の状況に応じて判断。

先ほども記載したとおり少し前に体を壊してしまい、おそらく「特定理由離職者」の認定が受けられる想定をしております。

実際にはこれから正式に退職日を迎えて、離職票をもらってからハローワークへ行って症状を説明し、判断が下されます。
そういった事情で、私は「特定理由離職者」として減免制度が使用できる「国民健康保険」への加入を予定してます。

※順番的には先に保険の選択をしないといけない状況です。
私も家族も通っている病院があり、保険期間の切れ目を作りたくないためです。

ですので、もし特定理由離職者の認定をいただけなかった場合は、仕方ないですが高めになるであろう保険料を支払う覚悟で、国民健康保険を選択するつもりです。

雇用保険(失業保険)の試算

下記サイトで条件を入力すればすぐに試算可能ですが、一応計算の仕方も記載しておきます。

keisan 生活や実務に役立つ計算サイト

1.退職前6か月の給与、残業代、通勤手当の総額を出しておく
※ボーナスなどは含みません

2.退職前6か月賃金合計 ÷180日 =1日あたりの賃金

3.1日あたりの賃金 ×給付率 =1日あたりの給付額

給付率(50~80%)は1日当たりの賃金と、退職時の年齢によって変わります。
また1日当たりの賃金は離職時の年齢によって「上限額」もあります。

自身で計算をしようとするとちょっとややこしいので、もしご自身の1日あたりの給付額を見てみたいという方は、先ほどの上記サイトで計算をすると簡単に算出されます。

「特定受給資格者」「特定理由離職者」「一般受給資格者」などの退職理由によって、給付可能な日数も異なりますのでご注意ください。

私の場合、上記サイトで試算上は「1日あたりの給付額:8,265円」となります。
20年働いてますので「最大150日」の給付日数となります。

8,265円×30日(1ヶ月)=24.7万円。前述の「生きているだけで出ていくお金」の月額予測とちょうどトントン・・・。

計算上は赤字になりませんが、試算とおりに行くとは思えないのでドキドキです・・・。できる限り「毎月赤字」という状況は避けたいですので。

まずはこの「雇用保険 給付150日間」の期間内に、個人事業主として1人で稼いで行ける「手応え」を掴めるように必死にがんばります。

この期間に「これは無理だ」と思ってしまえば、本ブログの挑戦は「ゲームオーバー」です。
再度、就職活動をしてサラリーマンとしてまた1から出直します!

クレジットカードの作成

これはよく言われていることですが、サラリーマン時代にはローンを組むことやクレジットカードがすぐに作れたが、サラリーマンを辞めたとたん、審査が通らないとのことです。

現在2枚のクレカ(楽天とTSUTAYA)を保有してましたが、新たに「エポスカード」と「LINEペイVISAカード」を申請し、取得しておきました。

クレジットカードの各社の特徴などについては全く詳しくないのですが、今後個人事業主として「せどり」にも興味があるので、いろいろ調べてみた結果、下記動画を参考に「エポスカード」「LINEペイVISAカード」の2枚にしてみました。

ということで、「退職前準備」について一通り記載してみました。
実際に5月末で退職し離職票をもらって、諸々の処理をしていって初めて、今回の試算が本当に正しかったかどうかが分かるので、結果が出ましたら今後記事としてUP予定です。

★ブログランキング参加中。他の方のFIREブログも見れます。
 応援クリックしていただけると嬉しいです★

にほんブログ村 その他生活ブログ サイドFIREへ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました