健康保険の「空白期間」に注意

≪退職時対応≫

健康保険証が手元にない状態を避ける

サラリーマンが退職すると、当然これまでの社会保険関連の変更手続き等が発生します。

なかでも、ちょうど通院の最中だったり、もともと持病があったりする場合には健康保険の切り替える際の処理タイミングによっては「手元に健康保険証がない状態」が生まれてしまう可能性があります。

かく言う私も現在通院中でして、こういったことを避けるように行動予定ですので記載しておきます。

退職時の状況と「空白期間」

サラリーマンが退職した場合(定年での退職は除いてます)、下記4パターンが考えられます。

1.退職日翌日に転職先へ就職

2.退社日から数日でも次の転職までに期間が空く

3.個人事業主になる予定

4.FIREするので働かない

1. の場合は「健康保険」の空白はないので特に自身での手続き等は必要ないです。
2. 3. 4.の場合は、自身で手続きをしないと空白期間が生まれてしまうので注意が必要です。

退職後の保険については下記の3つの選択肢があります。

退職後すぐ転職ではない場合の保険
  • 家族の扶養に入る
  • これまでの「健康保険を任意継続」する
  • 新たに「国民健康保険」に加入する

ご家族の扶養に入れる状況であれば、それが一番良いと思います。
ただ、それが難しい場合は「健康保険の任意継続」か「国民健康保険への加入」の2択となります。

任意継続と国民健康保険の手続き

健康保険任意継続の手続き

退職時に「任意継続」を希望すると「健康保険任意継続被保険者資格取得申請書」を送付してもらえます。
そちらを記入の上、加入していた健康保険組合に申請します。

ただし会社からの申請書の送付を待つと「健康保険証が手元にない期間」が生まれてしまう可能性があります。
手元に健康保険がない数日間を作らないようにするには、各健康保険組合のホームページから申請書をダウンロードしたり、問い合わせをして事前に送付してもらうなどしておくとより早く申請が可能です。

国民健康保険の加入の手続き

お住まいの市区町村役所へ行き、加入の手続きをします。

手続きに必要なもの

・マイナンバーカード
・本人確認書類(免許証など)
健康保険資格喪失連絡票

手続きの際「健康保険資格喪失連絡票」が必要となります。

これが会社からは「退職日以降に自宅へ送付(大体1週間前後とのこと)」されるとのことで、つまり「送付されるのを待ってから手続きでは、保険証がない期間が生まれてしまう」ということです。

健康保険資格喪失連絡票が手元にない時は・・・

私もこのことに数日前に気づきまして「これでは6月頭に病院に行けない!飲んでいる薬が切れるのに・・・。」という状況になりました。
そこで住んでいる市役所へ相談したところ、一応解決策はあるとのことで一安心。

解決方法

・まず市役所の該当部署へ直接行き、担当者へ事情を説明。

・その市役所担当者が私の会社の人事へ電話。

・その電話で私の退職予定の確認取ってもらう。

本人の退職予定の確認が取れれば「健康保険資格喪失連絡票」がまだ手元になくとも事前に処理は可能とのこと

もし退職日以前に先んじて「国民健康保険加入手続き」をして、保険証の空白期間を作らないようにする場合「退職日の10日前」から処理ができるようです。

ただしこれは「私の住んでいる市役所では」ということですので、もし同様の処理を行う場合は、事前にご自身のお住まいの役所へお問い合わせをお願いします。

これで「5月末までは現在の健康保険」「6月1日以降は国民健康保険」という形で保険証の手配もできそうです!

事前に段取りをもう少し考えていれば「健康保険資格喪失連絡票」が手元にないとまずいな、と気づけたと思うのですが・・・。やはり直近になって行動予定を具体的に考えてみてからじゃないと、いろいろと抜け漏れがあるものですね。以後気を付けます!

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