5月末退職日だったので、8月31日で「退職3ヶ月」を迎えました・・・。
4月は全て有給休暇だったため、「会社に行っていない期間」としては「まる4ヶ月」になります。
精神的に追い込まれた元社畜系サラリーマンの今後はいかに・・・?
会社に行かなくなった1~3ヶ月のおさらい
上記がこれまでの状況です。
もしご興味あれば、「退職後1ヶ月のメンタル」、「退職後2ヶ月のメンタル」もご覧ください。
さらに1ヶ月経過し「有給1ヶ月+退職3ヶ月」で計4ヶ月後の状況は下記のとおりです。
4ヶ月目の心境
体調不良に若干の回復の兆し
「足根幹症候群」という足の病気は相変わらず治りませんが、少しずつ痺れと痛みが少なくなってきました。
2つ目の病院で追加でもらった薬がある程度効いてるようで、以前ほどのストレスは感じずに日々の生活が送れてます。
ただ、長距離を歩くと痛み出しますし、走ったりはできないのでなんとか「完治」を目指すべく都内の大学病院への紹介状を書いてもらい、予約を入れました。
有名な先生だったようで、初診予約は「11月」・・・。
まだまだ先ですが、それまではしっかり養生して少しでも治して、手術も視野に新しい先生に診てもらおうと思ってます。
改めて育児の大変さを実感
朝の着替えから、朝、昼、晩の食事をあげるのと、お風呂が私の担当です。
※食事を作るのは妻がやってくれてます。
平日は9:00~12:00、13:00~17:00までは私の仕事(お金になってないですが)時間として妻から了承をもらって別部屋で活動し、土日は一緒に育児と掃除などの家事、という感じです。
ただ、それだけの育児への参加でも、かなりの重労働でした・・・。
特に食事をあげるのが、ここまでストレスがあるとは思っていなかったです。
食べ物、飲み物を「こぼす」「落とす」「投げる」は当たり前。
スプーン、フォークでテーブルをバンバン、米のついたスプーンを振り回して部屋に米が散らかり・・・。
どうしても「ダメだよ~!」と注意してしまうので、このストレスが思ってた以上でした。
改めて、この世のすべての育児にかかわるお母さん、お父さんに敬意を表します。。。
妻の役に立ててるかどうかは良くわかりませんが、数ヶ月ですが育児に少しでも向き合える時間が取れていることは、退職して良かったことの1つです。
収入源の確保
ほぼ諦めた状態です・・・笑
物販(せどり)は性に合わないのですっぱり辞めました。
ブログやアフィリエイトはやっていて楽しいので今後も続けますが、収益化できるのはまだまだ先になりそうです。
貯蓄の状況
8月の収支を更新しました。
月 | 支出 | 収入 (雇用保険) | 減少額 |
住民税 | ¥388,300 | ¥0 | ¥-388,300 |
国保1期 | ¥63,400 | ¥0 | ¥-63,400 |
6月生活費 | ¥244,221 | ¥0 | ¥-244,221 |
7月生活費 | ¥245,826 | ¥157,035 | ¥-88,791 |
8月生活費 | ¥266,330 | ¥231,600 | ¥-34,730 |
合計 | ¥-819,442 |
一旦、住民税などの大きな出費は終わっているので、あとは8月のように「月数万円ずつ」の赤字がつづく感じです。
ただ、それもこれも本当に有難い「雇用保険」の収入があるから成り立ってるだけで、雇用保険の給付期間が終われば一気に貯金がなくなっていきます。
それまでにはなんとかしないと・・・。
株の不安定な状況
S&Pに関しても6月の暴落からは上がったり、下がったりを繰り返しながら上がり基調でした。
ただ、8/29のジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言をもとに、ようやく株が下がってきてます。
おそらく大方の見立てでは、9月10月にもう少し下がり、11月以降再度上がり基調。
その後、来年に関してはもしかすると「インフレの高止まり」と「景気後退」が同時に共存してしまう「スタグフレーション」になるのではないか、との懸念もあります。
どのような状況になるのかは、素人投資家の予測できるところではないですが、私としては「まだまだ下がる」&「この状況はヘタすると数年間は続く」という考えに同意してます。
ですので、やはり虎の子の軍資金は「下がったら徐々に買い増す」ことは粛々と進めますが、今の段階で一気に投入はできないと考えてます。
このタイミングでのサイドFIREは「私の状況と資産では無理」と判断しました。
今回の挑戦の結果
上記のとおり「収入源の確保がまだまだ時間がかかること」と「現在の状況で資金を株には一気に投入できない」ということから、今回のタイミングでのサイドFIREは諦めることにしました。
リベ大の両学長や、その他の有識者がYouTube等で言っている通り、「まずはサラリーマンをしながら副業を育てる」「その間に株、不動産などにも投資をする」というやり方が一番再現性が高い方法だという当然のことを、改めて身をもって体験した数ヶ月でした。
・まずは副業からスタートして事業を育てて安定させる
・株に関してもしっかりと投資をして、配当金を得られる状態や、取り崩しができる状況にしてからサラリーマンを辞める
・貯蓄を目標に生きてきた人間が、突然貯蓄を切り崩していくのは物凄いストレスがある
・会社に所属している時には感じないが、「どこかの組織に所属している」というだけで安心感があり、精神的にも安定する
・先に退職したり、自分を追い込み過ぎると「焦り」から精神的にヤラれて何も上手く行かなくなり、前向きに物事を考えられなくなる
結論としてはどれもこれも「そりゃそうだよね」ということばかりで、普通に考えれば分かることばかりです。
ただ、それを身を持って体験できたこと自体は、とても貴重な経験でした。
この数ヶ月で感じたこと
正直に言うと、滅茶苦茶つらい数ヶ月となりました。
会社を辞めて「自分の時間を自由に使える」ということは、メリットだけではなくデメリットも数多くあることを知りました。
これまでの毎日会社へ行く、という生活がもたらしていたメリットも、失って初めて分かる物の1つでした。
会社という組織に所属している安心感、規則正しい生活、職場での他愛のない雑談や人間関係、ONとOFFのメリハリ・・・これまでの生活では「何気ない日常」だったことは、失ってみると「生活の基盤」だったことに気づきました。
今にして思えば20年間のサラリーマン生活が、急に一変すればこうなることは明白だったのですが、それを実際に体験してみないと前に進めなかったのも事実でした。
退職し、何もないところから軍資金のみでサイドFIREを目指してみたこと自体は、とても無謀で滑稽で幼稚な挑戦でしたが、私自身にもたらしたものは大きかったと思います。
毎日、何をするのも自分で決められる状況で、本当にいろいろなことを考えました。
自分自身の人生への向き合い方など、それこそ必死に考える機会を持てた数ヶ月でした。
これまで生きていた中で、こんなにも心の中で葛藤を繰り返したことはないくらい、自分の人生について真剣に向き合えたと思います。
サイドFIREのような「どんな生活をするのか」ということもとても大切ですが、「1日1日をどうやって幸せなものにするか」という「今を大切にする」ことを少し置き去りにしていたように思います。
今回の挑戦での失敗談が、皆様の今後のサイドFIREにお役に立てるかどうかは全く分かりませんが、もし少しでも興味を持って読んでもらえていれば有難い限りです。
再就職への道
ここ1ヶ月は収入確保の活動はできておらず、ほぼ就職活動に時間を充ててました。
とはいえ、40代の転職はかなり厳しい状況だということは就職活動をすればするほど身に染みてきております。
もちろん「サイドFIRE」という生活スタイルを諦めたわけではなく、これまでも会社員としてサイドFIREを目指していたように、再就職してもサイドFIREは目指します。
とりあえずは生活(収入)を安定させるために一旦は再就職をし、その後は株式市場の動向も確認しながら虎視眈々とサイドFIREを狙います。
今後は再就職への道のりなどについても、本ブログで更新していきたいと思っておりますので、もしご興味ございましたら引き続きよろしくお願いいたします!
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