iDeCo・積立NISA・一般NISAの違い
「iDeCo」「積立NISA」「一般NISA」などの「非課税制度」がありますが、私は「老後資金」の貯蓄を主な目的として「積立NISA」を活用することにしました。
一般的に「老後資金のための投資」というと「iDeCo(イデコ)」のように思いますが、先日までサラリーマンだった私としては積立NISAが一番利用しやすかったので、積立NISAを活用してます。
下記に「iDeCo」「積立NISA」「一般NISA」の簡単な違いを表にしておきます。
iDeCo | 積立NISA (一般と併用不可) | 一般NISA (積立と併用不可) | |
利用可能期間 | 原則65歳まで | 20年間 | 5年間 |
引き出しタイミング | 60歳まで不可 | いつでも可能 | いつでも可能 |
非課税上限額 | 職業によって異なる | 年間40万円 | 年間120万円 |
非課税対象 | 運用益 ・積立額(掛金)全額が所得控除 ・受取時も一定額まで非課税 | 運用益 | 運用益 |
対象商品 | 投資信託、定期預金、保険商品 | 国が定めた投資信託 | 投資信託、国内株式、外国株式 |
運用方法 | 積立 | 積立 | 通常買付・積立 |
長期運用と活用の柔軟性から「積立NISA」選択
iDeCoのデメリットの大きい部分は「60歳までは掛け金が引き出せない」というところです。
積立NISAであればもし急遽現金が必要になった場合も、いつでも取り崩し可能です。
また、一般NISAは利用期間が「5年間」と短く、長期運用には向きません。
「長期運用」&「もし何かあったら柔軟に現金化」という観点からは「積立NISA」一択の状況です。
また、先日までサラリーマンだった私は「企業型確定拠出年金」に入ってましたので、そもそもiDeCoには加入できない状況でした。
積立NISA運用状況
現在(22/6/2時点)の運用状況です。購入している投資信託は、積立NISAと言えば・・・というくらい代表的な「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」になります。
※投資信託商品の詳細は、こちら
三菱UFJ国際投信株式会社 「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」
年間上限掛け金「40万円」をフルに活用(月額33,333円)し、14ヶ月加入した積立NISAの運用状況は下記のとおりです。
購入投資信託 | eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
1ヶ月 掛け金 | ¥33,333 |
加入月 | 14ヶ月 |
累計 掛け金 | ¥466,662 |
現時点 評価額 | ¥489,661 |
損益 | ¥22,999 |
現時点では損益プラスですが、最近は市場全体が上がったり下がったりで、金額をチェックする日によって損益マイナスな時もあります。ただ、20年間の長期運用ですので1,2年での運用のマイナスは気にしてもしょうがいないですね。
20年後の運用状況
まさに「捕らぬ狸の皮算用」ではありますが、一般的に言われる全世界株の運用利回り「7%」ではちょっと多いと思うので、仮に「年間5%平均」で20年間積み立てるとどうなるでしょうか・・・?
月々積立額 | ¥33,333 |
積立年数 | 20年 |
元本 | ¥8,000,000 |
運用益 | ¥5,700,000 |
最終積立金額 | ¥13,700,000 |
運用益「570万円」に対して「非課税」というのが本当に有難いです。本来であれば「20.315%」の税金がかかりますので「115万円くらい」は節税できる計算です。
上記結果はまさに「皮算用」ではありますが、5%での運用なのであながち実現不可能でもないと思います。「老後2000万円問題」の2000万円にまでは届きませんが、老後資金の核にはなりそうです。
20年後を楽しみにして、積立継続がんばります!
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